シェフ 三ツ星フードトラック始めました 感想
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
腕は持っているものの、オーナーの意向で同じ料理を作り続けなくてはいけないシェフ・カール。
ある日カールは自分の好きな料理をふるまいたくてオーナーに逆らい、首になってしまう。
彼は自分がシェフになった地・マイアミに戻って、屋台を始めることにした。
小さな屋台から始まる、人生逆転コメディドラマ。
主人公・カールはエヴァンゲリオンなんです。
確かな腕と豊かな発想力を兼ね備えたシェフなのに、オーナーの意向によって拘束具でがんじがらめ。
いわば使徒ラミエル(ダイヤ型のやつ)すらもワンパンで倒しかねないような力を持っているのに、サキエル(最初に初号機が戦うやつ)にぼろぼろにやられてしまうような状態です。
そんなカールが拘束具から解き放たれ、サードインパクトをかますのが今作。
彼をエヴァにたとえたのは、もともといい腕を持ったシェフだからこそです。
解き放たれたカールが、本気で腕を振るえる場所……たとえそれが屋台だったとしても、手に入れたとしたら?
脱サラした人の解放感が味わえる映画でした。