にわオタレビューブログ

にわかなオタクがアニメ、ラノベ、エロゲーなどのレビューをつづります。まったく関係ないこともつづります。

マッドマックス 怒りのデス・ロード 感想

マッドマックス 怒りのデス・ロード

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大地から水や緑が失われて砂漠ばかりになった地球。
とあるギャングにとらえられていた男が、反乱騒動に巻き込まれるお話。

 

 

旧作などは観ていない上での感想となります。

 

超王道アクション映画です。
夢の大地を目指す冒険。男並に勇猛果敢な女。もとは敵だったけど和解した奴や、頼もしかった老練な戦士の死。
そういったド定番の要素を、これまたアクション映画としてド定番な演出もろとも詰め込んだ作品でした。無いのは主人公の恋愛くらいなものでしょうか。
多くない仲間内からもしっかりと死人を出していくため、重要なキャラクターが死にそうになるところにもきちんとハラハラさせてくれるところが『普通の王道』とは違うところ。
イメージとしてはガンダムがピッタリ。ホワイトベースがぼろぼろになりながら目的地に向かうあんな感じです。

 

ただ、今の時代やるにはあまりにもありきたりすぎることばかり起こるのがどうにも……そういった類のワクワクさせられるようなことは最後までありませんでした。
なので面白かったか? といえば正直微妙なところ。
見どころはもちろん世紀末的世界観と、迫力満点のカーチェイス。
世紀末的世界を一つのファンタジー世界として壮大なスケールで描き切ることはしっかりとされているため、それが『マッドマックス』の役割とするなら十分すぎるほどに成功している逸品だと思います。