にわオタレビューブログ

にわかなオタクがアニメ、ラノベ、エロゲーなどのレビューをつづります。まったく関係ないこともつづります。

インターステラー 感想

インターステラー

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元空軍パイロットの男が、住めなくなりつつある地球から人類を救うために宇宙へ住める星を探しに行くお話。

 

 

恐ろしい映画でした。
とにかくいろんな手段で宇宙の怖さをあおってくるんです。
たとえば相対性理論で地球に住まう人とは違う時間の中を生き、家族に先立たれていく恐怖。たとえば広い宇宙の中、自分以外誰にもいないこと状況への恐怖。
つまりは孤独への恐怖ですね。
怖さの中では割と地味な印象を持っていただけに、孤独はこんなにも怖いのかと衝撃を受けました。


この映画で語られている孤独への恐怖を味わうくらいなら、殺人犯の隣にいるほうがまだマシだと思えてしまいます。この先宇宙に行けたとしても絶対に行きたくない。
めちゃめちゃ怖い……でも、だからこそ、それが面白かったです。
終盤のたたみ方は、マーフがヒントに気づくのが強引な展開だったりと完全に納得! と言えない要素もいくつかは出てきますが、そんなのがどうでもよくなるくらいに今作の主人公・ジョセフが孤独から解放された時の安心感といったらもう……。